新型コロナウィルスにも影響されず、IT業界は停滞することなく活性化している。そもそもITの本質が変化をしつづける業界だから当然ではあるが、より人材不足の状況が明らかになった。
上記の記事は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が8月31日に発表した「IT人材白書2020」をまとめたものだ。
その背景としては、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX:Digital transformation)への取り組みによるものとされている。
デジタルトランスフォーメーションとは
ITの進化にともなって新たなサービスやビジネスモデルを展開することでコストを削減し、働き方改革や社会そのものの変革につなげる施策を総称したものです。
引用:デジタルトランスフォーメーション(DX)とは?| エムタメ!
要するに効率化するための道具を作るために人手不足になっているというのだ。
ITの場合単に量だけでなく質も問われるのでなかなかそこは解消されない。
近い未来人間は、めんどくさい仕事はやらずに、楽しいことだけをできるようになる。
楽しいこととは、旅行をはじめとする様々なレジャー体験をすること。
最近では中高校生のバーチャル修学旅行を実施したが、まだこうした体験は現地(リアル)とは別物だ。
そうなると、旅行先の現地・リゾート地での人手不足も懸念されるところ。Go toトラベルの政策でそれは現実化している。現在仕事が見つからない人にとってリゾートバイトはマッチするかもしれない。
IT業界も旅行業界も、少子高齢化が進む日本にとっては人材不足状態を国内で解決する方法は見つからないだろう。